はじめに
こんにちは!文科一類1年のK.U.です。
今回は受験生の保護者の方へ向けてのブログになります!
受験生の皆さんは、東大模試を経て、受験勉強に一段と本腰を入れ始めた頃で、プレッシャーやストレスを感じながらも奮闘していることと思います。
そして、保護者の皆さんも受験生と心を共にして戦っていることでしょう。
しかし、保護者の方にとって、受験生が保護者の方からしてもらって嬉しいことって分かりにくいですよね?
というわけで今回は、実際に東大受験を経た私が保護者の方にされて嬉しかったこと、してほしくなかったことを語っていきたいと思います!
もちろん、ご家族の関係性はそれぞれですので、あくまで一人の感想として気軽にお読みください。
保護者という存在は大きい!
保護者の皆様には、受験生にとって保護者がどのような存在であるか知っていただきたいです。
先に書いたように、受験生は模試の成績とにらめっこし、自分の将来を想像しながら、とてつもないストレスやプレッシャーを抱えながら戦っているのです。
僕も模試の結果が思ったより悪かったとき、受験に失敗するのではないか、これまで思い描いていた将来像が叶えられないのではないか、家族を悲しませるのではないか、と深刻に悩んだこともあります。
そんな状況で、保護者の方にされる行動は良悪どちらにもなり得ます。
保護者の方の接し方によって、彼らの精神的負担が和らいだり、逆に不安が助長されたりしてしまうことがあります。
つまり、受験生にとって保護者という存在は非常に影響力が大きいのです。
だからこそ、このブログを行動の参考にしていただきたいです!
保護者にされて嬉しかったこと
学業面
やはり受験生は常に学業面で不安を抱えていると思います。
僕も模試の結果で不安を感じていましたし、受験本番が近づいて、塾での演習や過去問で目標点に達しないことが非常に焦りとなっていました。
そのときにされて嬉しかったことといえば、やはり励ましてくれることでした。
「あまり気にしなくていいよ」
「ここから巻き返せばいいんだよ」
「勉強頑張ってるから絶対大丈夫だよ」
これは僕が本当に言われた言葉たちです。
僕はプライドが高いので成績が振るわない時でも、家では気にしてない風を装っていました。
しかし親というのは子供の気持ちを手に取るように分かっているものですね。
僕が何も言わなくても、励ましてくれました。
入試直前も「全力を出してくれば絶対大丈夫だよ」と背中を押してくれました。
精神的にかなり救われたことを覚えています。
しかし、逆に不安を増長させる励まし方もありました。
それは後述したいと思います。
生活面
受験期は、生活のほとんど全てを勉強と睡眠に費やすことになりました。
そこで、生活面をサポートしてくれたことが非常にありがたかったです。
もともと僕の家には、お弁当の容器を洗うのは自分たちというルールがありました。
しかし受験期は、お弁当を作るだけでなく洗うところまでやってくれました。
そのおかげで勉強時間を増やすことができました。
それに加えて洗濯物を洗ってくれたり、部屋の掃除をしてくれたり、様々な手続き等をやってくれたりと本当に助かりました。
それだけではありません。
僕は夜型の人間で、深夜まで勉強することが多かったのですが、そのときにホットドリンクや夜食を作ってくれたのが本当に嬉しかったです。

夜の勉強はかなり孤独なもので、寒い中一人でコツコツやらなければなりません。
その時にこのようなものを持ってきてくれたのが、体だけでなく心も温まりました。
保護者にされて嫌だったこと
前に書いたように、保護者の行動は受験生の不安を増長させてしまうこともあります。
先ほど励ましてくれたのが嬉しかったと書きましたが、嫌だった励まし方もありました。
「調子が悪かったんじゃない?」
「東大志望の中でこれくらいならすごいと思うよ」
といったものは嫌でした。
模試の結果で自分の実力のなさを思い知らされていて自分のせいだと分かっていました。
それなのに、調子が悪かったとか、東大志望だから全然足りないのに、世間的には頭がいいという言い訳ができる環境にするというのは望ましくなかったです。
「あなたが望むなら浪人してもいいからね」
「東大じゃなくてもいいんじゃない?」
といったものも同様の理由で好ましくなかったです。
やはり、ここから努力させる系の励ましが望ましいですね。
もう一つ嫌だったこととしては、アドバイスです。
自分の中で計画を立てて、それに沿って学習を進めている方が多いと思います。
また、塾の先生に自分に合った勉強計画を立ててもらっている人もいると思います。
その中で、あまり子供の学習状況を知らない保護者が、模試の結果だけ見て無責任にアドバイスをするというのはやめた方がいいです。
僕は文系なのですが、秋までに英数を伸ばしつつ社会の基礎を入れ、秋からは英数の演習に加え社会の演習も本格化させる、という計画を立てていました。
ということは夏模試はおろか、秋模試でも社会の点数に期待しておらず、英数の点数の伸びを確認するようにしていたということです。
そんな中、その計画を知らない親が「社会をやったほうがいいんじゃない?」といったアドバイスをしてきました。
そのときは、かなり嫌な思いをしたことを思い出します。
保護者の目線としても、子供の模試の成績は気になるだろうし、いい成績が取れていなかったら不安に思うこともあると思います。
しかし、子供は自分なりに創意工夫して勉強に取り組んでいるので、見かけの数字に惑わされて余計なアドバイスをしてしまうよりは、見守ってあげるのがいいかもしれませんね。
おわりに
何度も申し上げているように、これはあくまで僕の経験にすぎません。
家族の関係性や子供の性格は十人十色です。
受験生に合った対応というものに一つの正解などありません。
ここに書かれていることは参考程度にして、受験生との向き合い方を考えていくべきだと思います。
そのためにも子供とのコミュニケーションは大事にしてください。
そうすれば彼らが望むことも分かってくるはずです。
受験が近づいて保護者の方も精神的にしんどいこともあると思いますが、あと三ヵ月強、受験生が後悔を残さないようサポートしてあげてください!
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