はじめに
皆さんこんにちは。
文科一類2年のT.N.です。
東大では、理科三類は今日まで、その他の科類は昨日まで、二次試験が行われましたね。
皆さん、試験お疲れ様でした。
とはいえ、入試が終わっても、まだまだやることはたくさんあります。
今回は、文科一類の私と、理科一類1年のT.I.さんから、二次試験後から合格発表までどのように過ごしたか、について紹介します。
ぜひ、皆さんの過ごし方の参考にしていただけたら幸いです。
また、同時に、まだまだ寒い季節が続きますから、上着や暖房をうまく活用して、体調にお気をつけいただければと思います。
文系編
まずは、文系受験生の例として、私のエピソードをご紹介していきます。
試験終了後すぐの感想
試験が終わった直後は、まずは無事に受けきった安心と若干の解放感がありました。
しかし、同時に、「合格できているのだろうか」という不安は小さくありませんでした。
不安の主な原因は、1日目の試験にありました。
私が元々「得点源」だと自覚していた数学で、完答出来た大問がひとつもなかったのです。
最初の国語は比較的順調にこなせただけに、精神的には小さくないダメージがありました。
2日目は、「昨日は昨日」と割り切り、一応はやりきったという気分になりましたが、どこか引っ掛かりが残ってしまいました。
もっとも、得点開示の結果を見れば、国語より数学の方が得点率が高く、完全なる杞憂に終わりましたが。
やはり、試験終了後は複雑な感情を抱きがちなのではないかと思います。
とはいえ、いや、だからこそ、様々な方法でリラックスや気分転換をしたいものです。
私は、受験会場からの帰路、往路とは異なるルートを利用して楽しんだり、当日夜には親しい友人と通話したりして「解放感」に浸りました。
後期入試に向けて
後期入試に関する私の経験は、率直に言って「真似してはいけない」と思います。
というのも、私は、後期で受験予定だった大学の過去問を解いたことがありません。
東大の入試を終えてからは、勉強らしい勉強をほとんどせずに過ごしてしまいました。
私が出願していた後期入試は小論文試験が課されるもので、東大の二次試験とは異なる対策が求められるのは明らかでした。
ただ、あくまでも東大合格が第一目標でしたし、東大の入試が終わるまでは、後期のことはあまり気に留めていませんでした。
東大入試翌日を、趣味である旅行の時間に充てたのは計画通りでしたが、その後も卒業式や合格後に向けた準備など、勉強以外のことに多くの時間を割いていました。
また、「合格しているかという不安」と「どうせ合格しているという楽観」が、どちらも勉強から逃げる力として働いたように思います。
結局、後期入試の対策は、過去問の印刷こそしたものの、実践演習を行うことはありませんでした。
東大に合格できていたからよかったものの、もし後期入試に回っていたら合格できていなかったと思います。
私の例は極端ですが、様々な悩みや誘惑の中で、勉強を続けることは容易でないでしょう。
あるいは、東大の入試で手ごたえや自信を感じて気が緩んでしまうかもしれません。
それでも、皆さんには、言い訳せず、また東大入試が終わっても慢心することなく、きちんと後期入試の勉強をすることをお勧めします。
勉強習慣をここで失ってしまうと、大学に入ってからの学業も大変になってしまいます。
合格発表当日
合格発表の日、私は普段通りに起床、朝食をとり、実家のリビングでくつろいで過ごしていたと記憶しています。
合否について意識しすぎないように心がけ、普段通りの過ごし方をしていました。

発表の瞬間は回線が混雑するだろうと思ったので、発表時刻を過ぎてからWebページを開き、確認しました。
台所で親が昼食を作っていたので、一番最初に報告したのは親でした。
私は自然体を心がけていた一方、親の方はかなり興奮した反応だったと記憶しています。
とはいえ、合格したことの喜びと、進学先が決まった安心感は、とても大きなものでした。

先述の通り、後期入試の対策を怠っていたこともあり、合格していなかったらどうしよう、という不安は小さくありませんでした。
その不安から解放されたのは、非常に大きな好材料となりました。
また、周囲の友人から合格を祝うメッセージを多く頂けたことが嬉しかったです。
一方で、合格後に必要な手続きや一人暮らしの準備など、先の道のりの長さも同時に意識していました。
理系編
皆さんこんにちは。
理科二類1年のT.I.です。
私からは、理系生として2次試験が終わってから合格発表までをどのように過ごしたかを、具体的なエピソードを交えながらお話しさせていただこうと思います。
試験終了後すぐの感想
試験が終わった直後は、「疲れたから今日は休もう」程度の感覚でした。
一方で、「得意の英語が十分にとけなかった」といった後悔や「理科のあの問題間違えてしまったかも」といった不安も私の脳裏をよぎっていました。
上記のようなものに限らず、試験終了後は不安や達成感、疲れといった様々な感情や感覚がこみあげてくると思います。
ですが、一旦は自分自身を労って、十分休みをとるのが良いと思います。
後期入試に向けて
後期入試に向けての勉強やマインドについて、私は反省するべき点も多いです。
そのため、「読者の皆さんには私と同じ過ちを繰り返してほしくない」という思いものせてこのセクションは書きました。
まず、後期入試に向けた勉強法についてお話します。
後期入試に向けた勉強を始めたのは、東大の二次試験終了の2日後だったと思います。
後期入試では、私は英語と数学の2教科が要求されている大学を受験したため、その2教科の過去問演習を中心に勉強していました。
過去問については、後期のもので、直近の年のものから時間を測って解いていきました。
ただし、後期の過去問は数が限られていることも多いので、もし足りなければ前期の過去問で傾向を確認しても良いと思います。
これらの過去問演習に加えて、数学の問題集で未着手の問題を解いたりしていました。
さて、ここから私の反省点についてお話ししようと思います。
実のところ、私は後期試験に向けて十分な時間をかけて勉強することができませんでした。
私が思う大きな理由として、「自分は東大に受かっていないのではないか」という強い不安に駆られたことが挙げられます。
私は東大の二次試験が終わり、解答速報が公開されてすぐに自己採点をしたのですが、その結果、自分の自己採点結果が例年の合格最低点より20点ほど低いことに気づいてしまいました。
自分の中では、やや厳しめに自己採点をしたつもりでしたので、「実際はもっと成績は高いのではないか」とも思いました。
それでもやはり、眼前に突き付けられた現実に打ちひしがれてしまいました。
その結果、ずっと放心状態で過ごしていたり、「自分の今まで勉強してきたことは結局報われないのか」などと悲観的に考えすぎてしまったりして、後期試験の勉強が全く手に付かない日も多かったです。
今思えば、「東大に絶対受かりたい」という思いが強かったが故の不安だったのだと思います。
しかし、後期試験の勉強も自分自身の人生を左右し得るものです。
だからこそ、もし受験結果について不安があるのであれば、最初から自己採点をせず、後期試験の勉強に集中することをおすすめします。
合格発表当日
合格発表当日は8時ごろに起床し、9時から合格発表のある12時ごろまでの間、心を安らげるために近所を散歩していました。
具体的には、近くの河川敷に出向いて感傷に浸ったり、小さな神社を訪れて遅ればせながら合格を祈ったりしていました。
家に戻ってきたとき、家には私一人だけでした。
ネットで合否発表があったので、それを待ちました。
何分か待って、合格者番号が掲載されているページを開くことができました。
恐る恐るゆっくりとスクロールしていき、自分の番号の直前で深呼吸をして、覚悟を決めてスクロールをしました。
画面に自分の番号を見つけたときの喜びは今でも忘れません。
今までの人生で一番嬉しかった出来事だったと思います。
これは余談ですが、実は私は独学で受験勉強をしていました。
そのため、勉強法などについても手探りしながら苦労をしましたし、孤独感を覚えることもありました。
だからこそ、私にとって「東大に受かった」という事実は、何にも代え難いほどに嬉しいものになったのだと考えています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
皆さんの中には、この東京大学に受かることに自分の人生をかけてきた人もいるのではないでしょうか。
そういった皆さんにとって、二次試験が終わってから合格発表までのこの期間は、もしかするとこの1年間でもっとも精神的に辛い時期かもしれません。
ですが、その過程には血反吐を吐くような思いで勉強してきた努力の軌跡が間違いなくあるはずです。
結果の成否には残念ながら絶対はありません。ですが、どうか皆さんの積み上げてきた努力を強く信じて、結果を待ってほしいです。
まだこれから後期試験等の勉強がある人も、もうこれで受験勉強は一旦終わったという人も、皆さんの結果がより良いものであることを、心より願っています。
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