はじめに
こんにちは!農学部3年のH.T.です!
10月になり一気に過ごしやすい気温になりましたね。
季節の変わり目ということで、体調を崩さないように気をつけてください!
いよいよ受験本番も近づいてきましたが、みなさん併願校受験についてはどのように考えているでしょうか?
今回は東大生の受験事情として、併願校受験について実際の体験談も踏まえながらお話ししていこうと思います!最後までどうぞお付き合いください!
併願とは?
まず初めに、そもそも併願とは何か?簡単にご説明します。
併願とは、第一志望以外の大学に出願することで、主に私立大学に出願するか、国公立大学の後期入試に出願するかに分かれます。
まずは私立大学の入試について見ていきましょう。
私立大学の出願方法にはさまざまな種類がありますが、主には以下の2通りです。
・共通テスト利用型
・個別試験型
共通テスト利用とは、共通テストの点数によって合否が決まる受験形態です。
実際に現地に足を運んで受験する必要がない場合が多いです。
また、裏技的に共通テストの自己採点の点数が大体あっているのかを把握する術としても有効に使えます。
逆に、個別試験型は実際に試験会場に足を運んで受験する、いわゆる普通の入学試験です。
実際にその大学のキャンパスに行って受験することもあれば、別で試験会場が設けられている場合もあります。
こちらは共通テスト利用型とは異なり、それぞれの大学学部ごとの個別試験を受験する必要があるため、確実に合格を掴むためにはその大学に特化した対策をしなければなりません。
次に国公立大学の後期入試についてです。
こちらは前期入試の合格発表が終わった3月の上旬〜下旬にかけて行われます。
出願自体は前期入試の合否が分かるより前に行わなければならないため、前期入試で見事合格を掴んだ場合は受験する必要はなくなります。
大学学部ごとの学力試験に加え、面接や小論文が課される場合も多いのが特徴です。
前期入試が終わって一息ついたのち、気持ちを切り替えて後期試験対策をするのが難しいところですね。
メリットとデメリット
併願についてわかったところで、私が考える併願校受験のメリットとデメリットを見ていきます。
まず、メリットとしては以下が考えられます。
入試の場に慣れる
併願校を受験することで、第一志望校の受験の前に、入試の雰囲気に慣れることができます。
入学試験の場ともなると、普段の模試や定期試験とは全く異なる雰囲気に包まれています。
周りの受験生がとても賢く見えたり、緊張のあまり普段通りの実力が発揮できなくなったりしてしまいます。

併願校を受験することで、このような試験会場独特の圧迫感を前もって体験することができ、第一志望校を受験する際に落ち着いて試験に望むことができます。
リスク回避
併願校に合格することで、万が一第一志望校に不合格になっても進学先を確保することができます。
そのため、浪人を考慮していない場合は、第一志望校以外に最低一つは合格を得られるような併願校選びが必要です。
また、併願校を受験して合格を勝ち取っておくことにより精神的にはかなり余裕ができるでしょう。合格を一つでもいただくことによって自分がしてきた勉強は正しいんだという安心感につながると思います。
ただ、逆に併願校を受験しないことによって、「背水の陣」で第一志望校の受験に臨み最大限の力を発揮できる、というタイプの方もいるでしょう。
もう後がないという状態の方が勉強に集中できる、という場合は併願校を受験しないのも一つの手です。
次に、デメリットについては以下の通りです。
時間がかかる
前述のように、併願校といえど入学試験の対策には時間をかける必要があります。
私立大学の一般入試は1月末から2月の中旬が多く、東大の入試対策も大詰めの時期です。
そんな時期に、併願校の対策で過去問を解くことに貴重な時間を割かなければなりませんし、さらに遠方での受験の場合、上京を含めて1日以上受験にかかるので、なおさら多くの時間をかける必要があります。

お金がかかる
受験の費用は決して安いものではありません。
一回受験するだけでもその受験料は数千円で払えるものではありませんし、前のセクションと同様に遠方での受験の場合は、交通費・宿泊費などもかかってくるため、かなりの出費になります。
ここでどれだけのお金をかけられるのかは、各ご家庭で一度相談しておく必要があるでしょう。
ここまで併願校受験のメリット・デメリットについてお話ししてきました。
これらを参考にして、ぜひ併願校受験の戦略を立てていただきたいと思います。
併願校受験の体験談
ここからは、実際に私が受験生時代にどのようにして併願校を受験したかをお伝えします。
私は前期試験で東京大学の理科二類に出願し、併願としては関西の難関私立大学を一校だけ受験しました。
また、後期試験に地元の国立大学に出願していました。
東大受験生の中では、関東の難関私立大学を併願として受験する人が多いと思います。
しかし私は関西出身で、それらの大学を受験するためには前日に上京し、前泊する必要がありました。
そうなってくると先ほどのデメリットで述べたようにお金も時間もかかりますし、何より東大受験直前の貴重な時間を慣れない東京で過ごすことは、精神的にかなり負担になると考えました。
このような考えを踏まえ、私は東大に合格することを最優先事項として、それ以外のことは最小限しか考慮しなくても良いようにすることに決めました。
受験直前の時期は、ほとんどの時間を東大対策に費やしました。
ですが、受験慣れもしておきたかったし合格を得ることで自信をつけたいという思いもあったため、近所で受験できる関西の私立大学を受験することに決めました。
模試などの判定も良く、それなりに自信があったため、対策としては過去問を一年分だけ解き、本番の試験に臨みました。
私が受験した私立大学のキャンパス自体は家から片道1時間半ほどかかるのですが、試験会場が複数用意されており、家から30分ほどのところにある試験会場を選択しました。
普段の模試では学校単位で申し込んでいたことも多く、試験会場の周りは同級生だらけということが多かったです。
しかし受験本番は周りはもちろん知らない受験生ばかりで、いつもと違う雰囲気に少しだけ圧倒されました。
緊張感もありましたが、なんとか気持ちを落ち着けて試験問題を解くことができ、無事に合格を掴むことができました。
ただ、東大に進学すること以外はあまり考えていなかったため、合格はしたもののこの大学の入学金は支払いませんでした。
私の場合は合格発表が2月中旬ごろでしたが、大学によっては前期試験の最中に合否が出るといった場合もあり、合否が精神状態に及ぼす影響も考慮しなければなりませんね。
併願校を受験したことで、試験本番独特の緊張感に対処する経験ができましたし、何より合格をいただいたことによる自信にも繋がりました。
その後も安定したメンタルで東大対策に集中することができました。

前期試験が終わった後は卒業式などのイベントもあり多少バタバタしていましたが、後期試験の対策として過去問を解いていました。
しかし、内心東大に受かったかどうかという不安がずっと頭から離れず、後期対策をしている間もふわふわとした気持ちで集中しきれなかった記憶があります。
結果としては前期試験で東大に合格することができ、後期試験は受験せず、ということになりました。
最後に
ここまで私の体験談を交えながら併願校受験についてお話ししてきました。
私の考えはあくまで一つの例であり、受験生の皆さんに合ったやり方はそれぞれ異なってくると思います。
皆さんが後悔の無いような選択をするために参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!